2018年4月16日 (月)

中延日本蜜蜂保存会「またしても失敗!」№54

前回のブログでチームリーダーの金浜氏のガレージで野生日本蜜蜂が捕獲できたことを書きましたが捕獲できたその巣箱を安全の為に近くの理解者で広いお庭の有る場所に移動させました。そして翌日、違った巣箱に移植(横型巣箱から縦型巣箱に移植)して安心していたところ翌日ソーッと覗いてみたら1匹も巣箱には居ないのです。見事に逃避されてしまいました。

今までの経験では横型巣箱から縦型巣箱に移植することは何度かやって成功しているのだが縦型(重箱型)から横型(西洋蜂型)への移植は1度も成功していなかった。実はこの捕獲した横型巣箱には不具合な個所が有ったため大事をとって縦型に移植することにした。以前にも成功しているので安心していたところ見事に失敗してしまった。

日本蜜蜂は春の巣別れ(分蜂)の時、母親である女王蜂が巣箱から出て行くのです。予め探索蜂という不動産屋のような作業をしている働き蜂が居て引っ越し先を探しているのですが本巣から一時的に50~60メートル範囲内に「仮引越し」をして本格的住まいが見つかればそちらへ一挙に移動するのです。 

先述した金浜氏のガレージには探索蜂が好みそうな空の巣箱が数箱置いてあるので絶好の「仮住まい」場所と判断したのあろう。5月いっぱいは分蜂が続くので 金浜邸のガレージに違った分蜂群が再度現れるかもしれないので金浜さんには申し訳ないけど毎日が緊張の日々となります。

何度も書きますが人間に飼いならされた「西洋蜜蜂」と違って「日本蜜蜂」は野生型なのです。微妙な「天然自然の異常」を 独特の機能でキャッチして我々が思いもよらない行動に出るのです。今回も10年の経験を持っている我々の想像した範疇をはるかに超えて行動していることに日本蜜蜂の英知と不思議さを思い知らされた事件?でした。                                         

2018年4月13日 (金)

日本蜜蜂保存会「気の早い分蜂」№53

数年前から異常気象であることは自覚しているが今年の冬から春にかけては極端に温暖の差が激しく春が来たと言って喜んで薄着で出かけると夕方には真冬のような寒さで震え上がることも何度かありました。

数日前にも冬に逆戻りかと思えるような寒さが続き冬物のセーターなどを取り出して寒さ凌ぎをしていたら昨日は27度も気温が上がりすっかり汗をかいてしまった。「一体全体地球はどうなっているのだ!」と叫びたくなるような異常気象である。

案の定 当方の蜜蜂も次なる女王蜂が巣箱の中で未だ幼虫の状態にもかかわらず昨日の暑さに惑わされて働き蜂たちを連れて分蜂してしまった。(働き蜂の1/3位を連れて逃避する)こんなに早くから分蜂するはずがないと思っていたので準備もしていなかったのだ。

また逆の現象で我が養蜂チームリーダーの金浜氏の駐車場に置いてある巣箱に野生の蜜蜂が出入りしているのが昨日確認された。昨年もこの駐車場の巣箱に1群が入り驚いたのだが今年は1ヵ月も早いのだ。

毎回話題になることであるが1回として前年のスケジュール通りに分蜂が行われた記録は無いのである。これが自然環境と言えることなのであろう。人間は驕り高ぶり自然をコントロールできるような傲慢な思い上がりでいるが 現に蜜蜂の世界を見ただけでもとても太刀打ちできるものではないことが証明されているのだ。

しかし1昨年から蜜絞りを控えて巣箱で熟成させていた「最高級熟成ハチミツ」を搾蜜するのが今から楽しみにしているところです。夏過ぎまでジーと我慢し中延日本蜜蜂保存会の設立10周年に相応しい「熟成ハチミツ」の完成が楽しみです。

2018年4月 7日 (土)

街のお助け隊コンセルジュ「タイ視察団来訪」№52

先月から2度にわたって「タイ視察団」が中延商店街を視察に来訪されました。「タイ」の国も御多分に漏れず高齢化が急激なスピードで進んでいるそうです。

企業も50歳で定年になるところが殆どで定年後の人生の不安を感じている方たちが次第に増えているが余生を「ボランティア」などで地域の為に役立てようとしても地域独特の封建制のような「仕来たり」があってなかなか難しいようです。今回の来訪者は1~2年後に定年になる方々で今から定年後の地域社会での奉仕活動を勉強したいとのことで来日されたようです。

日本でもかなり以前は「ボランティア」活動をすると“変わり者”とか“選挙に出馬”したいのでは?といった色メガネでみられたが今日では多くの方が自然の形で奉仕活動ができる環境が出来てきました。

「タイ」は日本と同じく多くの方は仏教徒でありますから“人の為に役立つ奉仕活動”は理解しやすいので「お助け隊」の活動も理解してもらえることができた。短い滞在時間の中で勉強しようとする姿勢に感動しました。(きっとタイで“お助け隊”が出来ることでしょう!)

講演の後に商店街見学となり特に「アーケード ストリート」が珍しそうっで興味深そうでした。また「床面のタイ貼り」に驚いていました。散策の折 買い物をする人もいましたが「ブランド商品」ではなく安価で日本らしいお菓子などを買ってみんなで食べて楽しんでいるといった雰囲気でした。

本当に短い時間であったが75歳のこの歳で外国の人たち相手に通訳付きとは言え初めての経験であったのでこの2週間ほどは英語の試験を体験するような緊張感であったが終わってみると関係者の方々からも“マズマズ”との評価を得たのでホッとしているところです。

2018年3月18日 (日)

「海外からの講演依頼!」№52

先日 都内の某旅行会社から電話が入り外国(東南アジア)からの旅行団体(約20名)が近々来日するのだが 急な要望で恐縮だが 中延の地域における高齢者の活躍状況とその活動方法を勉強したいとのことで「街のお助け隊」の活躍状況を講演してほしいとの内容っでした。

昨年の5月にはカナダのTV局から世界の主要都市での高齢者活躍の状況を放映したいので日本の「街のお助け隊」の活動状況を紹介するため中延商店街にて取材の為 数日間滞在すると言ったことがありました。

今までは海外旅行と言えばその目的国の名所旧跡を訪問する観光旅行に終始するものと思っていたが上記のように近年では目的が多岐にわたっていることが良く理解できました。

年間で数団体の商店街視察が有り多い時には30余名のこともあります。そのたびに中延会館の大広間で折りたたみ机に座布団を引いて(寺子屋スタイル?)1時間ばかり講演するのですが来訪者にとっては我慢の限界です。ましてや海外からの旅行者にとっては苦痛この上ない状態であります。

そこで近隣の品川区立荏原文化センターへ適当な会議室が空いてないだろうかと訊ねることにしました。私の足で7~8分かかる所にそのセンターがあります。雨風の中傘をさして自転車には乗れず ゆっくりと歩いて申し込みに伺いました。

案の定 適切な大きさの部屋はすでに契約済みで辛うじて空いていた1部屋を予約することにしました。その折に品川区の住民であるか或いは所属団体が品川区内であれば割引料金で借用できるので小生の名刺を係官に差し出すと その方はニッコリと笑顔になり「幻のハチミツ」を売っている人ですか?と質問され驚きました。

契約手続きも早々にしてその人と日本蜜蜂談義になり思わぬハプニングに心豊かな気持ちになり人の出会いの不思議さを感じた1日でした。

2018年3月15日 (木)

「今年初めての搾蜜!」№51

昨日、横型巣箱の補修作業をするので中の巣礎枠を2枚取り出さなければ作業が出来ないためその邪魔?になる枠を取り出して搾蜜することにした。

1昨年の秋からジーと蜜を貯めていたその箱はとても一人では動かすことが出来ないほどに蜜が貯蔵されている。「熟成ハチミツ」として秋ごろまで我慢したかったが補強作業をしなければ成らないので仕方なく2枚だけ搾った。

さて蜜蓋を削り落として遠心分離機にかけ搾蜜するのだが毎回この時だけはハラハラ、ドキドキ,ワクワクで落ち着かないのです。なぜならばどのような蜜味になっているかが心配なので流れ出てきた蜜を試食するときの緊張感は何とも言えない気持ちです。

“万歳!!” と叫びたくなるほどの美味が口内に満ちてきた。流石「日本蜜蜂」のハチミツは最高だと確信する瞬間でもあります。「越冬」を2度も経過するとハチミツは熟成して比較にならないほどの神秘的な美味を醸し出すのです。これぞ「究極の和」の味わいで有ろうと秘かにほくそ笑んでいるところです。

残りの巣礎枠を外敵から守り秋頃に成ったらNPO中延日本蜜蜂保存会の10周年記念の 「記念商品」として限定販売したく今から楽しみにしているところです。

漸く春らしくなってきたので越冬していた蜂さんたちも元気に飛び回って蜜集めや花粉集めに懸命です。自然界の厳しさの中で精いっぱいに頑張ってくれる「日本蜜蜂」に心から感謝しています。

2018年3月 1日 (木)

「夢見る老人!」№50

今日は3月1日です。あっという間に2か月が過ぎました。若かりし頃には「時の大切さ」とか「自然の美しさ」など左程 気に成らず無意味に過ごしてきたことが悔やまれるこの頃です。

今頃に成っていろいろと好奇心が沸き起こり追い求めてみたくなるのですが体力的にも おぼつかなく 出来ることだけを楽しもうと思いあれやこれやと計画を立てています。

その中でも今最も挑戦したいことは「日本蜜蜂」の養蜂を通じて今まで知らなかった自然界の素晴らしさを本にまとめてみたいと思い、先日 ちょっと時間が出来たのっで粗々の組み立てをしてみたところ 膨大な量に成ることが分かり自分の余命を考えると恐ろしくなった。

しかし、地球上に生命が誕生してから生き物はそれぞれの能力で進化しているのだがこれらの生物に比較して 人類が地球上に誕生してから700億年?でまだまだ新人のようなものなのである。

それなのに地球上でもっとも優れているのは人類だと威張ったり不遜な驕りに満ちた行動でとうとう地球上の自然サイクルの破壊までしてしまった。どうにかならないのかとこの都会の一隅で大声を上げてもどうにもならないのです。

でもこのことを本にすれば誰かが読んでくれるのではないか!と密かに期待をしているが果たして期待通りになるだろうか?このように毎日を夢を見るようなことばかりを考えているので光陰のように月日が経ってしまうのです。

もっと現実的な出来事に傾注しなければと思いつつ こんなことに思いを巡らしていると実に楽しいと言った方が正直だと思います。いつまでも少年のように!

2018年2月26日 (月)

「お助け隊が表彰されました!」№49

昨年9月頃であったと記憶しているが 長寿社会開発センターの山登様から推薦して頂き「認定NPO法人プラチナギルド」主催の第五回“アクティブシニア アワード”(高齢者活躍コンクール)に私どもの日頃の活動であります「街のお助け隊コンセルジュ」(有償ボランティア)としてエントリー致しましたところ何度かの厳しい審査をクリアーして見事に受賞決定となりました。

これは大変嬉しいことで関係者一同感激しているところです。私どもの活動対象者は殆どが高齢者であります。作業(お困りごと)の内容もとても地味なことばかりで世の中から注目を受けるといったことは皆無に等しい活動ですが「一隅を照らす灯」として活動していることが世の中に認めて頂いたことに喜びを隠せません。これからの活動に一層の励みとなることでしょう。

先日2月24日(土)栄えある表彰式が明治学院大学白銀キャンパスにて行われ仲間たちと共に参加してまいりました。当日表彰される団体は6組でした。いずれの団体活動も弱者に対しての取り組みでユニークなアイデアを織り込んだ崇高で素晴らしい活動でありました。

活動内容もさることながら参会された皆さん一同がとってもお元気であったのが印象的であり まだまだこのような元気高齢者が活躍されていれば「超高齢社会」もこれからはとても楽しい気持ちで過ごすことが出来るように思われました。そしてもっと嬉しかったのはこのような事業を通じて大きな輪が出来てくるように思えたことです。

「街のお助け隊コンセルジュ」は今は小さい灯ですが次第に大きな広がりをすること信じてこれからも頑張ってまいります。本当にありがとうございました。      

2018年2月23日 (金)

「人類より勝る精密頭脳!」№48

蜂は一言でいうと昆虫ですがとてつもない「精密機械」のような構造で成り立っていることは余り知られてはいません。如何に人類を超えた素晴らしい能力を持っているかをお知らせしたいと思います。

人類が地球上に生存し始める遥か以前から「蜜蜂」が生存していた。その頃から蜜蜂の機能は優れていたそうだ。例えば蜂の巣は「ハニカム構造」といって六角形をした形の連続で出来上がっているがこの「ハニカム構造」こそが近年 人類が考えついた究極の最強構造であることが証明され現代社会でも「ジャンボジエット」や「新幹線ボデー」に使用されているのである。

また未だ解明されていないが 蜂たちは目で見ると言うよりもお互いの連絡などは精密なGPSを内蔵していてそれぞれの働き方を組織的に連絡し合っていると考えられるのです。もしそれぞれが勝手に行動したらあの小さい巣箱の中で1万匹ほどの働き蜂たちが大混乱を起こしてしまうでしょう。

「蜜蜂の一生」は生まれて間もなく巣箱の中の掃除役、そして花粉花蜜の貯蔵役、或いは女王蜂用のロイヤルゼリー製造役、また外敵から仲間を守る守備隊、分蜂して次なる新しい棲家を探す不動産屋のような探索役、そして最後に美味しい花蜜、花粉を運ぶ採蜜役など短い一生(2か月)でこれだけの役目を全うする為にはこれらの働き蜂たちをコントロールする素晴らしい機能があるとしか思えないのです。

或いは人間の為に食料となる「野菜」や「果物」などの受粉は今や蜜蜂なくしては成り立たなくなってしまったのです。

それなのに人間社会では「蜂は怖いもの!」として強烈な殺虫剤で一網打尽に殺戮してしまい あまりにも自然界を無視した愚かな行為に全く気づいていないのです。もっと怖いことは西洋蜜蜂などはたっぷりと農薬のかかった花から花蜜を採集するので蜜から残留農薬が検出されることがあります。

愚かな人類は自然を大切にしないから自滅の方に向かっていることになるのです。優れた蜜蜂たちに教わろうとする謙虚な心が今最も大切なのではないでしょうか!

2018年2月20日 (火)

「今年の熟成ハチミツは・・」№47

一年の中で最も寒さの厳しいこの季節 御多分にもれず愛する「日本ミツバチ」たちは巣箱の中でジーとしているのかなー?と思いがちですが豈はからんや巣箱の中ではシーズンオフにもかかわらず僅かですが幼虫が生まれているのです。その為巣箱の中の温度を上げなければならづ「ホバリング」といって羽を震わせて室温を上昇させ常時30度位を保っているのです。

外気温が12~13度くらいに高まると働き蜂たちは一斉に花粉や花蜜を摂りに出かけますがこの時期は花の種類も少なく成果は期待できません。しかし3月に入ると梅や桃、杏子などの柑橘類の花が一斉に開花しいよいよ春爛漫となります。

ジッとこの時期が来るのを待っていた蜂たちの活躍が始まります。特に今年の寒さは異常とも思えるような寒さが続きましたので昨シーズンから巣箱で越冬させていた蜜がホばリングのお蔭で水分が一段と蒸発し熟成度が増してくるので 今シーズンの「熟成ハチミツ」は相当に期待が持てると秘かに期待しているところです。

今年は私どもが日本蜜蜂の養蜂を初めて10年に成り記念すべき年ですが素晴らしい「熟成ハチミツ」が取れる予感がして 何だか嬉しくなります。暖かくなることを一日千秋の思いで日々の養蜂活動を続けているこの頃です。

2018年2月19日 (月)

「また金メダルだ!」№46

昨夜、女子スピードスケート500M競技でまたもや小平選手が金メダルに輝いた。連日の興奮に身震いするほどの感動が伝わってきた。そして勝っても騒がずにニッコリと微笑むところがいかにも大和撫子であった。 本当におめでとう!

これまで最強と言われた最終ランナー韓国の選手が小平選手に僅かながら及ばず金メダルを逃したが、二人はそれぞれの国旗を肩からまといウイニングランのあと抱き合ってお互いの健闘を讃えていた姿にまたしても涙してしまった。

後のインタビューで小平選手がその事に触れて話していたが彼女(韓国選手)は先回のオリンピックで金メダルを取った後 練習中に足の骨を怪我し大きな手術をしたが懸命にリハビリと練習を重ねて今回韓国代表として出場してきた苦労人であることを小平選手は知っていたのだ。大きな大会で何度も勝負をしてきたが小平選手は勝ち目がなかった。即ち好敵手であったのだ。

彼女(韓国選手)が居たお蔭で今回の栄誉を勝ち得たといって涙ぐんでいた小平選手の姿が私には大変美しく見えて最高の友人を持ったことが二人のこれからの人生に生きてくることでしょう。

努力だけでは到達できない領域があるが努力したものにしか味わえない貴重な「心の宝物」が大切なのである。

高齢者に成った自分にも何かできるのではないかと恥ずかしながら好奇心が頭を持ち上げてくるのだ。元気を与えてくれて本当にありがとう!

«「今どきの若者は!」№45

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